初の経験

大学時代にキャバクラでアルバイトをしていました。短時間で結構なお金を稼げるので、効率がいいかなと思い始めたのですが、やってみると面白くていつの間にか、どっぷりはまってしまいました。
 キャバクラでアルバイトをする前は、キャバクラに行くような男は普通の人じゃなくて、遊び人だったり、自営業の人だったり、ちょっとヤバイ人だったりと思っていたのですが、実際働いてみると、普通の男の人たちがたくさん来るので驚きでした。
 普通の会社員で赤ちゃんが生まれたばかりとか、まだ子供が小さいなどという人もたくさんいて、ちょっと幻滅しました。どうしてキャバクラに来るの?とたずねると、ストレス解消というのですが、そういう人ほど、キャバ嬢を口説いて何とかしようと思っている人が多くて、ウンザリしました。
 キャバ嬢達から人気があるのは、遊び上手でお金払いがきれいで思いやりのある人です。いくら商売とはいえ、ベタベタ身体を触られたり、最初から身体が目的で口説かれたりするといい気はしません。遊び上手は人は口説くような雰囲気にはならずに、ずっと楽しい雰囲気で場を盛り上げてくれるので、キャバ嬢の方から好意を持って結果、付き合うようになるというパターンを何度か見ました。
 私はお客さんと付き合う事は無く、目標にしていた金額が溜まったのですっぱり辞めたのですが、キャバ嬢時代の接客経験や話術は就職活動や、その後の就職先でとても役に立ちました。
 どんな仕事でも相手の望む事を先読みして動くというのは結構必要になってきます。キャバ嬢は常にそういう事を考えて行動する仕事だったので、本当にいい経験だったなと思います。